2012/09/23

かわらデモin犀川の下見に行って来ました

かわらデモin犀川がどいね☆原発実行委員会から正式にアナウンスされました。そこで9月22日(土)に早速勝手に下見に行って来ました。

どいね☆原発実行委員会からの正式アナウンスはこちら↓↓↓

10月13日(土)秋の犀川を歩こう!かわらデモin犀川



集合予定地の金沢市民芸術村
ここへ同じ脱原発の想いを抱く同志が集うわけですねぇ。
非常に広いですので何千人でも収容可能です!
どんどんウェルカムです!


芸術村から車道へ出る直前の地下歩道を通ります。ここでのコールはさぞかし響く事でしょう。


地下歩道を抜けてすぐの横断歩道「長土塀口」と表記されていました。車道は交通量が多く通過する車の速度も速いので十分注意が必要です。


横断歩道から少し川上に向かって歩くと河原へ降りるスロープがあります。
このスロープは緩やかで道幅も広いためデモ隊が安全に通るには最適。


スロープを降りたところ。
この広くゆったりした河原をデモ隊はノンビリと行進します。イイでしょ?


新御影橋の上からコースを俯瞰。
向こうに見えるアーチがデモ隊が行進する御影大橋です。山々へ向かい広い河原を進むとゆったりとした気分に浸れると同時に大自然への畏怖の念が湧き起こります。脱原発への想いも自ずと熱くなろうと言うものです。


川上へ向け行進を続けると一旦かばた医院前のスロープで一般道へ。車も通りますので注意して。


片側だけのアーチが特徴的な御影大橋。
ここの歩道も広く、安心してデモ行進できます。


御影大橋を渡ってすぐのスロープと階段。手前の階段を下りたいところですが‥ここはスロープを選択。実はこの写真に見えているスロープとは反対方向、つまり写真奥側へ伸びているスロープがあります。そちらの方が広く傾斜も緩やかなのでデモ隊はそちらへ誘導した方がよさげ。


これがそのスロープを降りたところからデモコースを見たところです。片側アーチの御影大橋の下をくぐります。



見て下さい、この素晴らしい景観!土曜の夕方はワンコの散歩やランニング等でかなりの人が通ります。しっかりアピールしましょう!


対岸へのアピールも忘れずに。大音声に自信のある方はバンバンお願いします。


折り返し地点の犀川大橋近くになると急に道幅が狭くなります。民家のすぐ裏を通りますのでココでは押さえ気味にしないと住民の反感を買いかねませんね。


ここで一つ問題が。どうやって犀川大橋を渡る道へ出るかです。その候補の一つがここ。段差もほとんどなく、すぐに道です。ただしその先のコースに問題が。


この小路を通って橋詰まで出なければいけません。非常にイイ雰囲気の町並みでお散歩するには最適なんですが、はたしてデモ隊を通してくれるでしょうか?


もう一つの候補は先ほどより川上まで進み犀川大橋をくぐったところから道に出る案。途中お花畑が続いたり、狭いながらもちょっとした和みが。


犀川大橋をくぐって一番最初の階段。
ここはさすがにNGですね。こんなとこ通したらケガ人が出ます。この先100mほど先にスロープがありますのでデモ隊はそちらへ。


ここがその候補2のスロープ。小さく見えているのが犀川大橋。左手には木造4階建ての山錦楼が見えている‥のですが‥ちと分かりませんね(汗)道へ出てから橋詰まで多少距離がありますのでここは警察と要相談箇所です。


そして最近(でもないか?)リニューアルされた犀川大橋の歩道を渡ります。こちらは川上側ですがデモの際には一旦橋詰の横断歩道を渡り川下側の歩道を使った方がスムーズかも。


ここからまた川沿いに行進です。写真では分かりにくいのですが結構急な坂です。スタッフが注意してデモ参加者にケガの無い様に気を付けましょう。


唯一階段を使わなければ降りられません。難所が続きます。比較的緩やかで広めの階段なのでなんとか乗り切りましょう。


最後の難所。道幅も2m弱と狭く左は川へ切れ落ちています。落差もかなりありますので他の通行人とのすれ違いには神経を使わなければいけません。スタッフが何人か付いた方がいいかも。


ここを過ぎれば後は広い河原を悠々と下るだけ。特に注意箇所も無くのんびりとデモを楽しんで頂けるでしょう。


途中の景観は当日のお楽しみ♪
最初に河原へ降りて来たところがゴール予定地です。ここまで全行程3.5kmほどで、ゆっくり歩いても1時間強といったところでしょうか。ここで流れ解散もよし、交流を深めるもよし、周りを気にせずゆったり構えられる最高のゴール地点!
デモ当日も晴れるといいですねぇ。

2012/09/20

京都で嵐山デモ・伏見デモのハシゴ参加!続報

先日アップしました「脱原発日記: 京都で嵐山デモ・伏見デモのハシゴ参加!」の続報です。
脱原発日記: デモについて」では嵐山デモの様子を岸本さちこさんが撮影しブログにアップされていたのをご紹介致しました。

今回は伏見デモの様子を「秋山理央」さんが動画で、「岸本さちこ」さんが写真でそれぞれ撮影しアップして頂いているのをご紹介致します。
秋山理央「9.15脱原発デモ『ふしみ原発ゼロパレード』
岸本さちこ「よろしゅおあがり:ふしみ「原発ゼロ」パレード
ところどころ見苦しいオッサンが出て来ますがお見逃し下さい‥orz

どちらも素晴らしいデモの様子をよく伝えて頂いています。
参加者のみなさんは活動家などではない、ごく普通の市民である事がよくわかると思います。普通の人々が自然に「嫌なものはイヤだ」と声を上げているのです。

これでも煽動家のレッテルを貼りますか?
いつまでも、知らぬ存ぜぬを決め込みますか?
将来に、子供達の未来に不安は感じませんか?
声を上げなくてもいいのでしょうか?

2012/09/18

デモについて

デモと言うと未だに「反社会的」であったり「暴力的」であったり「政治的」であったりと言ったイメージで見られている。

違うんです、デモとは憲法21条で保証された国民の正当な権利です。
もちろん権利だからといって何をしてもいいわけではありません。
論より証拠、先日の嵐山デモの様子を見てみて下さい。



これは全国の脱原発デモを精力的に撮影していらっしゃる岸本さちこさんのブログです。
参加した本人が言うのもなんですが、どうですか?この参加者の顔は。
みな一様にいい顔をしていませんか?

これが「反社会的」な人々でしょうか?
これが「暴力的」な人間でしょうか?
これが「政治的」活動なのでしょうか?

みな、自分の生存権をかけて必死に、しかしにこやかに訴えかけているのです。
黙っていていい時代は終わったのです。
声を上げましょう。

かわらデモin犀川

どいね☆原発が初めて企画するパレード形式のデモが開催決定致しました。まだ詳細は決まっていませんが犀川の河川敷をノンビリゆったりお散歩デモとなる予感。
詳しくはこちら
秋の犀川あるかんけ? かわらデモ in 犀川

以下はFacebookのイベントページからの転載

---以下転載

かわらデモin犀川

2012年10月13日(土)15:00〜17:00

金沢の中心街を流れる犀川の河川敷を中心に「原発再稼働反対・脱原発」を訴えながらデモをします。ところどころで橋を通ったりして市民のみなさんにアピール!ゆるく、楽しくパレードをしませんか?行進が終わった後には、みんなで食事会&交流会なんてどうでしょうか?また、その2週間後の10月27日(土)にもイベントを計画中です☆コスプレやおもしろい宣伝グッズ、楽器など大歓迎(^-^)*原発再稼働・脱原発に関係ない宣伝物や特定政党、団体を示すのぼり旗などはご遠慮ください。その他、「どいね☆原発」のように初めて参加する方や子どもたちも参加しやすいよう楽しく明るい行動にご協力お願いいたします。集合場所:金沢市民芸術村(金沢市大和町1-1・駐車場有)☆今後、デモコースや詳しいお知らせをホームページやfacebookページなどでお知らせしていきますのでご覧ください☆

ホームページ:http://doine-k.blogspot.jp/
facebookページ:http://www.facebook.com/doinegenpatsu76 (ぜひ「いいね」を押してくださいませ☆)
youtube公式チャンネル: http://www.youtube.com/user/doinegenpatsu
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ツイッターアカウント:@doine_genpatsu

---転載ここまで

2012/09/17

京都で嵐山デモ・伏見デモのハシゴ参加!

9月15日(土)に京都で行われた第2回嵐山脱原発デモに参加して来ました。
主催はツイッター仲間の @otabe さん。おたべさん、いろいろありがとうございました。お疲れ様でした。

さて、折角参加しておきながら今回は写真1枚もありません。さすがに子供二人連れてのデモには余力など、ありません。←言い訳

13:30集合で14:00パレード開始。集合場所の嵐山公園には知った顔が続々集まって来ており前回の参加者30名を大きく上回っています。コースは渡月橋を渡りお土産屋や料亭のある街中を廻り再度、渡月橋を渡る全行程45分程度のお手軽なものです。
道中隊列が伸びて警察から注意も受けたりしましたが、義足の方が参加していたのです。そこは考慮して頂きたかった。
雰囲気はいたって和やかなムードで、観光客の皆さんからも多くの声援を頂きました。やはり土曜日は観光客も多いです。このデモを見た方が地元に帰って同様のアクションを起こすきっかけになれば、と思います。

つつがなくデモは無事終了し嵐山公園で解散となりました。またここで集まる事を祈願して。
私の二人の娘も暑い中、最後まで頑張って歩き切りました。ここでエライとほめとこう。後のご褒美のジェラートがお目当てだったのは言うまでもない。

その後、伏見で18:00からデモがあると言うので参加のため移動。集合場所の竹中鷹匠公園には既に数十名の参加者の方が集まっていらっしゃいました。金沢からの参加ですとおたべさんに紹介されるとマイクが廻って来たり京都民報さんの取材を受けたりと、チョッと面食らいました(汗)と思ったら既に記事になっていました(大汗)⇒ 地域で回数重ねアピールを 「ふしみ原発ゼロ」デモ (Evernoteで保存した記事はこちら
さて出発の段になって下の娘が歩きたくないと、そりゃそうだ、疲れたよね。
しょうがないんでオンブdeデモ。上の娘、ちょっとだ、頑張れ!
こちらもいい雰囲気のローカルデモでした。聞けば11回目の開催とか。毎月やっておられるそうです。継続は力なり。
民家の建ち並ぶ小路を、アーケードの商店街を、デモ隊は楽しげに通過します。前半はオンブだった下の娘もみんなの元気が伝染したのか、後半は機嫌良く歩いてくれました。うん!二人ともさすが、我が子ながらエライ!!
アーケード街を抜けて鳥居の前でデモは終了。辺りはすっかり日も落ちて暗くなっていましたが参加者の顔は皆晴れやかでした。終止コーラーを勤めてくれたルーさん、ありがとう!

二つのローカルデモに二人のムスメも参加させる事が出来て本当によかったと感じました。疲れただろうけど、きっと将来彼女達のためになると思います。自分たちで声を上げる事、それは恥ずかしい事でも悪い事でもなく、むしろ、選挙同様、国民の義務であると感じてくれる事を期待します。私はそれに気づくのが遅れてしまい彼女達に残念な将来をバトンタッチしなければなりません。それを少しでもよい方向に修正する事が私達の世代がやるべき事だと、今後も抗議行動を地道に続けて行く事を再確認出来た、そんなデモでした。

追記:帰りにはムスメ達との約束通りマキノ高原キャンプ場へ行きました。それについてはこちら⇒ キャンプの記録:マキノ高原キャンプ場 - 2012年9月16日〜17日

2012/09/14

志賀原発の稼動状況を調べてみたよ

原子炉直下に活断層が!ともっぱらの噂の志賀原子力について過去の状況を調べてみた。
先ず北陸電力に稼動状況を問い合わせたらちゃんとメールで回答が来ました。以下に抜粋をば。


志賀1号機
2007年 3月16日 臨界事故隠しで停止
2007年 7月 7日 第11回定期検査開始
2009年 4月11日 発電開始
2009年 5月13日 営業運転開始
2010年 6月12日 第12回定期検査のため停止
2010年 8月31日 発電開始
2010年 9月29日 営業運転開始
2010年12月 2日 原子炉再循環ポンプ(B)軸封部取替えに伴う停止
2010年12月10日 運転再開
2010年12月14日 制御棒駆動機構点検に伴う停止
2010年12月27日 運転再開
2011年 3月 1日 原子炉再循環ポンプ(B)軸封取替えに伴う停止
2011年10月 8日 第13回定期検査開始
現在停止中

志賀2号機
2006年 7月 5日 低圧タービン点検のため停止
2007年 2月 1日 第1回定期検査開始
2008年 5月16日 発電開始
2008年 6月11日 営業運転開始
2009年 7月10日 第2回定期検査開始のため停止
2009年10月25日 発電開始
2009年11月13日 非常用ディーゼル発電機潤滑油漏れ点検のため停止
2010年 1月31日 発電開始
2010年 2月18日 営業運転開始
2011年 3月11日 第3回定期検査のため停止
現在停止中

結構止まってるんですよね。

で、発電量その他のデータも探してみました。

北陸電力さんは律儀にも公表しておいでです。(当然か)
過去の発電状況はこちら⇒北陸電力 運転実績
ここから分かるのは臨界事故隠しで停止させられた平成19年度(2007年)から現在まで、1号機・2号機そろってフル稼働した年は無くむしろ平成19年度・平成23年度そして現在に至るまで稼働率ゼロなのです。
1号機と2号機を合わせた発電量は以下の通り。

平成19年度:0GWh
平成20年度:9261GWh
平成21年度:9673GWh
平成22年度:12445GWh
平成23年度:0GWh
※1GWh=100万kWh

表から類推するに1号機・2号機のフル発電量は
1号機:約4730GWh
2号機:約10560GWh
合算すると約15920GWhの供給力があるわけだ。

この結果をどう見るかは様々ですが最大稼働率でも平成22年度の78%程度です。
果たしてこれで発電コストが本当に低いのだろうか?
また原発が止まる事で供給不足が発生するのでは?と言う懸念には平成23年度の実績が全てを物語っています。最大稼働率であった前年(平成22年度)からゼロ稼動に落ち込んでも北陸電力管内での電力トラブルは発生していない。

そして懸念されるのが使用済み核燃料ですがこちら⇒北陸電力 使用済み燃料貯蔵量
この調子で増えて行ったらとゾッとします。

さて、これらの資料から原発依存と言った観点からして北陸電力は極めて優等生だと思います、即ち脱原発に非常に近しい電力会社であると言う事。現行で稼動可能な原子炉の中で廃炉一番乗りを決めて頂きたいと思います。

こういっちゃなんだけど、北陸電力に勤めておいでる方で原発反対の方はおられないのかなぁ?いると思うんだけど。最終的には国策なんだろうけど、それでも国民の声が一切反映されない国政って何なんでしょうね?
北陸電力の社員の方々、おかしいと思ったら声を上げないと、いつの間にやら勝手に悪者にされちゃいますよん♪

2012/09/13

金沢市の市民説明会に行って来ました「その5」

前回は市民側の問題点について書いたので今回は金沢市当局側を、ってほとんど全部だなぁ。

まず、市民側に言えた事がそんぐりそのまま金沢市側にも言える、いや上回ってる。市民と議論・対話すると言った市長の冒頭の挨拶はなんだったのだろう。市民側から出される質問・要望等は全て端的に言えば却下なのだから。せいぜい受入れ前の瓦礫の線量測定を月1からもっと短周期でやってくれとか埋立場の空間線量率の測定間隔を縮めるなどの処置について受入れが決まってから検討すると返答したくらいだし。

1.受入れ瓦礫のサンプリング調査をもっと多地点で大量に実施する。
2.フレコンバックではなく最低でも放射性物質用のドラム缶を使用する。
3.受入れ後の汚染発生時を想定した法整備をし、責任の所在を明確にする。
これら、私が最低限必要と考えた物は全て一笑に付されました。彼らは話し合いをすると言いながらそのテーブルには何も用意しなかったわけだ。コレは極めて失礼な話、客人を招いておきながら振る舞う物を何一つ用意しなかったんだから、非常識と言われてもしょうがなくない?

その他

Q.埋立場でフレコンバックが破れて浸出水が河川を汚染するのではないのか
A.フレコンバックは日光のもとでは確かに劣化もするが埋めてしまえば劣化もしないし破れる事はまず無いと思いますよ
‥あなたの感想を聞いてなんかいません。思いますよ、って何なんですか?劣化は紫外線ばかりではないですよ。石油製品は皆、加水分解しますよ。

Q.フレコンバックが万一破れたらやはり浸出水が河川に流れ込むのでは?
A.そのために覆土を通常の倍である1mにしてあります。粘土質を使いますので吸着され地下水へ漏れだす等はまず無いと思いますよ。
‥重ねて、思いますよと来ました。土の種類によってセシウムの吸着率は違って来るだろうし、実際どれだけ吸着されるのか。明確にはなっていませんよね。バグフィルターで気化したセシウムが全て除去出来ると言う考え方と同質。実際には分かっていない物を、さも分かり切っているという方向に誘導している。

Q.全量測定しているワケではないのでスポット的に高線量の瓦礫が混入しているかも知れない。その際にはやはり高濃度の浸出水が地層を汚染するだろう
A.遮水シートを斜面に施行してあるため、たとえ浸出水が出たとしても地層に侵出する事は無い
‥地震や水害で斜面の崩壊や地割れが発生する事をまるまる忘れている。いや、忘れたフリ?

そして相も変わらず「被災地の強い要望のもと国からの要請で受入れを検討している。対応は県と密に連携しながら取っている。」だそうです。金沢市は一切責任を取るつもりは無く国や県に押し付けつつ逃げている。そんなところで逃げ切れたとしても一旦事が起きてしまえば国や県が責任など取るはずも無い。結局市民が泣きを見るだけ。

最後に福島から避難され、金沢に骨を埋める覚悟のAさんから市に対して国から出ている資料への苦言が呈された。
災害瓦礫の量について「岩手県:約395万t(約9年分)」「宮城県:約1,200万t(約15年分)」と書かれており、その下に細かい文字で「※各県において1年で排出される一般廃棄物との比較」と有ります。勘のいい人ならピンときたでしょう。10倍以上の量の産業廃棄物がその数字に関与していないのです。単純計算すると岩手県は約1年分、宮城県は1年半分でしかない。もちろん余力を使ってだからこんなに短くはならない。それにしてもこの数字が与えるものは大きい。一気に現地での処理に拍車がかかるであろう。コレを金沢市として国に提言して欲しいとのお話だったがあえなく却下。どうしても責任の所在を不明にしたいらしい。←マヂだよ!当然補償など考えてもいない。

どうだろう、ここまでで。信頼するに値するだろうか?安心して行政をまかせられるのか?市民と同じ方向を向いていると言えるのであろうか?甚だ疑問だなぁ‥

結論
今の状況のまま受入れが検討されるのであれば、瓦礫の汚染度がどうであれ、市民と同じ方向を向こうとしない、話し合いのための材料すら持ち寄らない金沢市は信頼するに値しない。よって、今後も瓦礫受入反対の姿勢を貫く。以上。

2012/09/11

金沢市の市民説明会に行って来ました「その4」

ここまでダラダラと記憶を頼りに書いてみましたが、抜け漏れがありそう(^^;;
まぁUSTにアーカイブもあるそうなので気になる方はそちらで。
ここからは個人的感想を

まず身内と言うか反対派の問題点として、多くの方が終止「持ち込みは100%あり得ない」だった事。私はもちろん瓦礫持ち込み、と言うか瓦礫拡散に反対なんです。が、しかしですね、なにか事に当たるにおいて全てを疑ってかかれ、が信条でして。つまり瓦礫拡散反対そのものを疑ってかかるわけです。もちろん瓦礫拡散も同時に疑います。なぜかと言うに、そうしないと思考停止に陥ると思うのです。それでは今までと何ら変わらない事になる。だから、あの場では「瓦礫受入もあるのかも」と言う姿勢を取る、あるいは「瓦礫受入ありかも」と思う事を自分に許可する、と言った事が必須だと思うのです。そうする事により結果、自分の意見が瓦礫受入になびくのならばその程度の想いだったと言う事です。最初っから「受入れ拒否」では話し合いにも議論にもならないのです。結果として自分たちの意見は何も聞き入れられない事になる。だから、反対する者としては問題点・疑問点を提示し、それに納得のいく説明が成されるのかに注目する、と言った姿勢が必要になると思うわけです。
私個人としては受入れ条件として3点
1.受入れる前段階としてサンプリングを詳細にやり直す事
 これは市民の持つ不安に答えるため最低限の条件です
2.受入れ瓦礫の線量を空間線量ではなくBq/kgで毎日無作為に測定しその値を公表する事
3.受入れに関して責任の所在を明白にし、万が一の場合誰がどのようにどれだけの期間どれだけの範囲でどれだけの金額を補償するのか。その補償金はどこから出るのか、即ちその予算の捻出元はどこかを明白にする事
以上が確実に守られ実行されるのであれば受入れを拒否出来ないと考えます。
特に3.は法整備を行った上で補償が迅速に成される様に手配しておかなければいけないと考えます。

金沢市側の対応についてはこのまま書いてもいいのですが、ワイン呑んで気持ちよくなって来たので明日以降にw

2012/09/10

金沢市の市民説明会に行って来ました「その3」

金沢市文化ホールで9/9(日)14:00〜21:30の7時間半の長丁場に渡り開催された市民説明会、いよいよ金沢市との対話内容について。
言い訳になるが、私は結局一度たりとも発言の機会を与えられなかったので以下の内容は内なる私の声である。

市長の冒頭の挨拶として「この場で決を採る訳ではない、意見を集約し議会とも「議論」した上で決定する。方向性としては受け入れる事を表明したまでで決定事項ではない」と始まった。
私としては非常に微妙な言い回しが多いと感じた。市民の意見は聞くとの姿勢はありがたいが、決定において重要なファクターとなるのか否か。議会とも議論すると言うが、決議を取るのか?どうもそうではない様に感じる。つまり「市民」「議会」とも議論を交わした上で決定すると言っている。決定権は誰に?明言しないまま説明会が始まった。

まず強調されたのがこの瓦礫受入は被災地からの強い要望のもと、国からの要請で動いているとのスタンス。(国は国で被災地がと言っているのだが)
ここで私は釈然としない。7/27に岩手県と宮古市の震災瓦礫の担当者に電話したのだが、その時の話とかなりな温度差がある。県も市も広域処理に係る詳細は国が決定しており自分たちは一切分からないと、かなり困惑していたのだ。非常に丁寧に返答頂き、とても腹芸を使えるような方々とは思えなかった。つまり広域処理について積極的に関わっているのではなく振り回されている印象だった。ここで震災瓦礫が復興にとっての本当の障壁となっているのか、甚だ疑問に思う様になった。
また、何度も繰り返して強調される度に責任を市で持つ気はないとの言い訳にしか聞こえなくなって行った。

次に瓦礫の安全性について。100Bq/kg以下の漁具・漁網のみだと強調される。しかしそのサンプリング方法は数万tの瓦礫のうち容積にして50リットルあまり。そこを指摘されても、サンプリングとはそんな物だと仰る。なぜまだ一カ所に集約すらされていない漁具・漁網をたった一カ所で50リットル程度サンプリングして安全だと結論付け出来るのか?統計学を少しでもかじった事がある者ならおかしいと思うはずである。セシウムのみを測定し安全と言われても安心出来ない。もっと多地点で数多くサンプリングし直して欲しいとの要望には、今のままで十分で検討するつもりは無いとの回答に終止。住民の安心が得られるのであればとの積極的な姿勢は一切ナシ。

次に受入後の安全対策。フレコンバックと言う袋につめて搬入され、そのまま埋め立てるので飛散は無い。埋め立ての際には1mの覆土でサンドイッチして行くので万が一フレコンバックが破れても放射性物質は土に吸着される。埋め立て地は遮水シートで覆われておるので地層に浸透する事も無い。しかし、誰がいつ、土による放射性セシウムの吸着率を検証したのだろう?どれだけ吸着されるかの具体的数字は示されなかった。大部分と言う言い方にとどまっていた。また遮水シートの寿命についても明言が無かった。なにより地震等による斜面の崩壊、地盤の亀裂等は考慮していない様だ。その結果、万が一にも放射性物質はもとより他の有害物質も貯留槽のモニタリングで阻止出来ると言い張る訳だ。ここでも想定外を意図的に作っている様だ。

そして福島から避難・移住されたAさんからの意見。
「環境省の提出資料に1年で排出される一般廃棄物の量との比較として、岩手県の瓦礫:約395万t(約9年分)宮城県の瓦礫:約1200万t(約15年分)とある。ところが産業廃棄物は一般廃棄物の10倍以上出ており、それを合算しないで何年分と表示するのは誘導に他ならない。金沢市としてもそこを環境省に正して欲しい。」
金沢市の環境局長の答弁として産業廃棄物は一般廃棄物と違い処理方法に於いて云々。ヒトの話を聞いているのかと言いたくなる。誰もあなたに環境省に変わって答弁して欲しいなどと頼んだ覚えは無い。表記方法がフェアでなく誘導まがいなので環境省に正してくれと言っているのだ。これもまた意図的なのだろうか?

以上で私の印象に残る内容は全て。結局7時間半もの間で「その1」〜「その3」までをグルグル行ったり来たりしていた様に思う。

まとめは「その4」で。

金沢市の市民説明会に行って来ました「その2」

さて「その2」では金沢市の対応について書くと言ったが、環境省の件について書き忘れていたので追記。

市民からの「南相馬市長が防潮林のために震災瓦礫が欲しいとの要望を出している、と聞いたが、何故受理されないのか?」の質問に以下の様に答えた点。
「防潮林の建設に使用するためには漁具・漁網は適切ではない」
これは明らかに金沢用に用意された回答である。何故なら今年3月の時点でTV番組の報道ステーションにて南相馬市長がインタビューに答える中で「国への要望に対して、広域処理の受入先として被災地は想定していないとの回答だった」と言っている。回答する先によって内容が変わるらしい。被災地内で瓦礫を処理されてしまっては困るかの様だ。
また、先の金沢用回答にしても突っ込みどころが残る。誰も漁具・漁網を防潮林に使えとは言わない。震災瓦礫のなかでも防潮林建設に適した瓦礫をそれに廻せば他の瓦礫の現地処理にその分余力が生まれるはずであり、漁具・漁網の現地処理も可能になるのでは?と言うのは容易に想像出来る。
残念ながら質問者は納得してしまい、私に質問の機会は与えられなかった。
もう一つ付け加えれば、南相馬市長は震災直後の5月から他県の震災瓦礫をくれと国へ打診していたそうである。
以上の経緯は「南相馬市」「瓦礫受入」などで検索すればいくらでもヒットするので確認してみて頂きたい。
広域処理が動き出したのはいつか、それを考えただけでも矛盾点だらけである。
国は是が非でも震災瓦礫を拡散したいのだ。

金沢市は一旦下ろした手を再び挙げた(らしい。私からはどう見ても下ろしてないが)
その金沢市の対応を次回書く(今度こそ)

2012/09/09

金沢市の市民説明会に行って来ました「その1」

本日(9/9)開催のガレキ受け入れに関する市民説明会に参加して来た。
開始から7時間半に渡る長丁場だったが最後まで沢山の方が残って話を聞いた。

で、率直な感想と言うか総括と言うか、とにかく環境省も金沢市も地域住民を納得・安心させる気なんか無いだろ?って事。
何かと言えば「金沢市民の皆さんに安心して頂いて、理解頂いた上で進めて参りたい」などと仰るのだが、じゃあ安心させるための、納得するための材料は?と言うと何も用意して来ていないのだから。終止話は平行線を辿るのみ、コレじゃ双方ともに実りある話し合いなど出来る訳も無い。

先ず環境省の話。

1.金沢市に受入をお願いする瓦礫は国際的なクリアランスレベルとしての100Bq/kgを下回る物であり一般ゴミである。
2.今回広域処理をお願いする瓦礫は特措法で広域処理を認められた8000Bq/kgのさらに80分の1以下であり安全である。
との論法だが、ここでズルい言い回しをしている。
1.で一般ゴミだと思わせておいて、2.では広域処理をする理由として放射能瓦礫の処理方法を定めた特措法に基づき処理を進めるとしている点がそれ。
一般ゴミだから安全だと言っておきながら広域処理の根拠は放射能瓦礫扱い?それで、実測値は一般廃棄物レベルだから一般廃棄物と同じ埋め立て方法でOK?非常にズルいやり方と言わざるを得ない。
こんなゴマカシで本当に市民を納得させる気があるのか?

そして、万が一実害が発生した場合、国が補償するのか?その法整備は出来ているのか?の質問には、風評被害については真摯に検討し対策を取りたいと意図的にピントをずらして回答。なぜ「意図的に」と断言したかと言うと、質問者が「そうじゃない。実害が発生した場合の事だ。今法整備が成されていないのであれば発生した時点で補償のための法整備が成されるのか?その場合過去に遡り被害を補償・補填するのか?」との再三の問いかけに対し、司会から「環境省の担当者は時間ですのでコレを最後の回答とさせて頂きます」と言った後の回答で「実害に関しましては私は答える権限もございませんのでこの場では申せません」とその場を去ったからである。
見事だ!「持ち帰り、省内で法整備の検討を致します」はおろか「責任者へ報告します」との言質すら取らせていない。見事としか言いようの無い逃げ足である。理解を求めようとしている市民に対してこの対応では、意図的ではない等と言うのは通らない。
つまり、国(環境省)はこの広域処理に於いて風評、実害が発生しても何ら責任を取る物ではないと明言したに等しい。これで安心しろとはどの口が言うのだろうか?

少々長くなったので、金沢市の対応については「その2」で書こうと思う。

2012/09/08

明日はガレキ受け入れ説明会

明日は第二回目のガレキ受け入れ説明会に参加予定
場所は金沢市文化ホール大集会室で開場は13:30
さてさて。


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しかし、やはりデーターとして残しておくにはイロイロ不便だったりするのでブログをスタートさせる事にした。
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