先ず北陸電力に稼動状況を問い合わせたらちゃんとメールで回答が来ました。以下に抜粋をば。
志賀1号機
2007年 3月16日 臨界事故隠しで停止
2007年 7月 7日 第11回定期検査開始
2009年 4月11日 発電開始
2009年 5月13日 営業運転開始
2010年 6月12日 第12回定期検査のため停止
2010年 8月31日 発電開始
2010年 9月29日 営業運転開始
2010年12月 2日 原子炉再循環ポンプ(B)軸封部取替えに伴う停止
2010年12月10日 運転再開
2010年12月14日 制御棒駆動機構点検に伴う停止
2010年12月27日 運転再開
2011年 3月 1日 原子炉再循環ポンプ(B)軸封取替えに伴う停止
2011年10月 8日 第13回定期検査開始
現在停止中
志賀2号機
2006年 7月 5日 低圧タービン点検のため停止
2007年 2月 1日 第1回定期検査開始
2008年 5月16日 発電開始
2008年 6月11日 営業運転開始
2009年 7月10日 第2回定期検査開始のため停止
2009年10月25日 発電開始
2009年11月13日 非常用ディーゼル発電機潤滑油漏れ点検のため停止
2010年 1月31日 発電開始
2010年 2月18日 営業運転開始
2011年 3月11日 第3回定期検査のため停止
現在停止中
結構止まってるんですよね。
で、発電量その他のデータも探してみました。
北陸電力さんは律儀にも公表しておいでです。(当然か)
過去の発電状況はこちら⇒北陸電力 運転実績
ここから分かるのは臨界事故隠しで停止させられた平成19年度(2007年)から現在まで、1号機・2号機そろってフル稼働した年は無くむしろ平成19年度・平成23年度そして現在に至るまで稼働率ゼロなのです。
1号機と2号機を合わせた発電量は以下の通り。
平成19年度:0GWh
平成20年度:9261GWh
平成21年度:9673GWh
平成22年度:12445GWh
平成23年度:0GWh
※1GWh=100万kWh
表から類推するに1号機・2号機のフル発電量は
1号機:約4730GWh
2号機:約10560GWh
合算すると約15920GWhの供給力があるわけだ。
この結果をどう見るかは様々ですが最大稼働率でも平成22年度の78%程度です。
果たしてこれで発電コストが本当に低いのだろうか?
また原発が止まる事で供給不足が発生するのでは?と言う懸念には平成23年度の実績が全てを物語っています。最大稼働率であった前年(平成22年度)からゼロ稼動に落ち込んでも北陸電力管内での電力トラブルは発生していない。
そして懸念されるのが使用済み核燃料ですがこちら⇒北陸電力 使用済み燃料貯蔵量
この調子で増えて行ったらとゾッとします。
さて、これらの資料から原発依存と言った観点からして北陸電力は極めて優等生だと思います、即ち脱原発に非常に近しい電力会社であると言う事。現行で稼動可能な原子炉の中で廃炉一番乗りを決めて頂きたいと思います。
こういっちゃなんだけど、北陸電力に勤めておいでる方で原発反対の方はおられないのかなぁ?いると思うんだけど。最終的には国策なんだろうけど、それでも国民の声が一切反映されない国政って何なんでしょうね?
北陸電力の社員の方々、おかしいと思ったら声を上げないと、いつの間にやら勝手に悪者にされちゃいますよん♪
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