2012/09/10

金沢市の市民説明会に行って来ました「その2」

さて「その2」では金沢市の対応について書くと言ったが、環境省の件について書き忘れていたので追記。

市民からの「南相馬市長が防潮林のために震災瓦礫が欲しいとの要望を出している、と聞いたが、何故受理されないのか?」の質問に以下の様に答えた点。
「防潮林の建設に使用するためには漁具・漁網は適切ではない」
これは明らかに金沢用に用意された回答である。何故なら今年3月の時点でTV番組の報道ステーションにて南相馬市長がインタビューに答える中で「国への要望に対して、広域処理の受入先として被災地は想定していないとの回答だった」と言っている。回答する先によって内容が変わるらしい。被災地内で瓦礫を処理されてしまっては困るかの様だ。
また、先の金沢用回答にしても突っ込みどころが残る。誰も漁具・漁網を防潮林に使えとは言わない。震災瓦礫のなかでも防潮林建設に適した瓦礫をそれに廻せば他の瓦礫の現地処理にその分余力が生まれるはずであり、漁具・漁網の現地処理も可能になるのでは?と言うのは容易に想像出来る。
残念ながら質問者は納得してしまい、私に質問の機会は与えられなかった。
もう一つ付け加えれば、南相馬市長は震災直後の5月から他県の震災瓦礫をくれと国へ打診していたそうである。
以上の経緯は「南相馬市」「瓦礫受入」などで検索すればいくらでもヒットするので確認してみて頂きたい。
広域処理が動き出したのはいつか、それを考えただけでも矛盾点だらけである。
国は是が非でも震災瓦礫を拡散したいのだ。

金沢市は一旦下ろした手を再び挙げた(らしい。私からはどう見ても下ろしてないが)
その金沢市の対応を次回書く(今度こそ)

2 件のコメント:

maumi さんのコメント...

たかっちゃ〜ん、続き、楽しみにしとるけんね〜!

質問できんかったって……そんなアホな……。
それにこの悲惨さと無責任さ。
いよいよ許せへんよな、ほんまに。

さんのコメント...

ありがとですだよ。

でも、そんなに多くの内容が無くって‥